クリムタンが車メーカー向けデータ提供を強化

● 英国の自動車メディア大手「オートヴィア(Autovia)」と「ヘイマーケット・オートモーティブ(Haymarket Automotive)」が、オーディエンスのファーストパーティデータを連携

● 業界最先端の新しいインサイトによって、広告主企業は購入者の最新トレンドを常に把握することが可能に

プログラマティック広告のエキスパートであるクリムタン株式会社(本社:英国ロンドン、日本法人所在地:東京都千代田区)は、英国の自動車業界のデジタルパブリッシャーであるオートヴィア(Autovia)ならびにヘイマーケット・オートモーティブ(Haymarket Automotive)と、パートナーシップを締結したことを発表しました。両社のファーストパーティのオーディエンスデータを使用し、革新的なデジタル広告ソリューションを強化します。

『Autocar』『What Car?』などを運営するヘイマーケット・オートモーティブと、『Auto Express』『Car Buyer』などを運営するオートヴィアは、自動車専門メディアのリーダー的存在です。両社が持つデータセットを組み合わせることで、オープンウェブやその他デジタルチャネルでのデータドリブンな広告ソリューションを、クライアント企業に提供することを目指します。

パブリッシャーのデータからオーディエンスシグナルを高度にターゲティングし、メディアやデバイスを横断した配信をリアルタイムで実現することで、広告主は購入意欲が高い潜在顧客を正確にターゲティングできるようになります。たとえば、位置情報技術を用いて関連性の高い広告を配信するデジタルOOHやコネクテッドTVなど、新たにデジタル化されたプラットフォームを利用し、新しい広告フォーマットのクロスチャネルでの提供が可能となるのです。

グーグルのサードパーティCookie廃止に先んじて、前例のない画期的なコラボレーションが実現したことで、自動車広告に革命をもたらすと見込まれています。

自動車業界は電動化という100年に一度の大転換期にあり、新しいブランドが従来型のOEM企業と競争を展開しています。また消費者の購買動向や購買要件も毎年変化しています。このような中で、今回のコラボレーションは実現しました。

「当社のファーストパーティデータは、あらゆるユーザーのジャーニーをとらえていることが特徴です」と、ヘイマーケット・オートモーティブの最高収益責任者、クリス・ダニエルズ氏は語ります。

「インサイトやサービスを将来的な広告主企業と共有できるようになった結果、ターゲットオーディエンスが自動車購入のプロセスで次のステップに進むのに役立つ、タイムリーかつ関連性のあるメッセージを、広告主企業はシンプルな方法で効果的に届けることができるのです」。

と、ヘイマーケット・オートモーティブの最高収益責任者、クリス・ダニエルズ氏

クリムタン株式会社のCEOであるポール・ゴード氏は以下のように述べています。「今回のパートナーシップ締結によって私たちもクライアント企業も、グーグルが来年サードパーティCookieを廃止することに対して準備を整えることができます。オートヴィアやヘイマーケット・オートモーティブとの協業によって、将来を見据えたファーストパーティのオーディエンスデータを、いつでも活用可能な形で持てるようになります」。

クリムタン株式会社のJAPAC営業統括責任者、ジョシュア・ウィルソン氏は以下のように述べます。

「Cookie規制によって、ターゲットオーディエンスへの届け方を模索する企業の動きが、これまで以上に活発になっています。今回のパートナーシップも、その例といえるでしょう。自動車ブランドは、自動車の購入層に効率的にリーチできるマーケティング手法に、高い関心を寄せています。条件を満たすオーディエンスのデータと、顧客のライフサイクルジャーニー全体で最も関連性の高いメッセージを届けるクリムタンの技術を掛け合わせることで、自動車ブランドのマーケティング投資の効率を向上できるものと確信しております」。

クリムタン株式会社のJAPAC営業統括責任者、ジョシュア・ウィルソン

このパートナーシップが、特にパブリッシャーにとってどのような意味を持つのかについて、ウィルソン氏は「アジア太平洋地域の自動車ブランドやパブリッシャーにとって、デジタル広告を将来を見据えたものへと変えていくモデルになるでしょう。これはデータを収集して潜在顧客に効率的にリーチする、ベストな方法といえます。特に自動車は購入までの期間が1~4ヵ月ほどで、その間のタッチポイントも複数あります。購入意欲が高いオーディエンスの頑健なデータと、Cookieレスでターゲティングを行うソリューションを組み合わせることで、潜在顧客がライフサイクルのどのステージにいても惹きつけることができるのです」と述べます。

オートヴィア(Autovia)について

オートヴィアは、英国で最も影響力のある自動車関連メディアを運営しており、自動車を楽しむ方法やリサーチ、購入に役立つ情報を毎週数百万人にデジタル/ソーシャル/動画/印刷媒体にて提供する。

『Auto Express』『BuyaCar』『Car Throttle』『DrivingElectric』『Car Buyer』『evo』『Octane』などを運営するオートヴィアは、パフォーマンスカーやクラシックカーからマス市場まで、幅広いメディアポートフォリオで英国の自動車市場全体を網羅する。

オーディエンスのデータやインサイト、そしてジャスト・イン・タイムの質の高いリード(見込み客)を提供することから、自動車業界の最適なパートナーとして高く評価されている。

経験豊かな編集チームは英国や世界の自動車産業との広い人脈を持ち、自動車関連業界の権威として高く信頼される。オートヴィア全体では毎年1500台以上の新車をテストしている。

年間6万人に及ぶ自動車購入者ならびに自動車所有者の意見や意向、願望などをとらえ、インサイトを継続的に探る『Driver Power』は、自動車所有に関する調査として英国最大級であり、高い評価を受けている。

オートヴィアは2021年、ブランド全体でウェブサイト訪問数1億回以上を記録し、ページビュー数は2億5000万回以上に達した。主要ソーシャルメディアのチャネル全体では1400万人を超えるユーザーがおり、雑誌販売数は年間250万部を超える。

詳細のお問い合わせ先:

メール karen_parry@autovia.co.uk    電話 +44 (0)7947 776967

ヘイマーケット・オートモーティブ(Haymarket Automotive)について

ヘイマーケット・オートモーティブは『Autocar』『Car Accessory Trader』『Classic & Sports Car』『Move Electric』『What Car?』を運営し、興味関心や購買意欲が高くて熱心なオーディエンスや業界関係者に向けたデジタル/ソーシャル/動画/印刷媒体を展開する。オーディエンスの規模は年間数百万人に及び、自動車を楽しみ、詳細をリサーチし、購入するのに役立つ情報を提供している。

雑誌版『What Car?』は英国を代表する一般消費者向けの自動車メディアで、自動車購入の判断材料として45年以上にわたり親しまれてきた。このメディアの新車レビューは、最も広範囲の要素を網羅した情報源として定評がある。

ウェブ版『whatcar.com』は、あらゆる新車についてのレビューやデータを提供しており、数々の賞や栄誉を受けてきた。月間ユニークユーザー数は220万人、ページのインプレッション数は1200万回以上を誇る。

新車のスクープを得意とする『Autocar』だが、有名な路上テストも業界内ならびに消費者からベンチマークとして信頼され、読者からは英国で最も影響力のあるメディアとして評価されている。雑誌版とウェブ版で提供する情報は、年間数千台もの自動車購入につながっている。『Autocar』は世界中で13エディションを展開している他、YouTube公式チャンネルは再生回数2億5000万回以上、チャンネル登録者数80万人以上と世界で最も権威ある自動車関連動画サイトとして知られる。

クリムタン株式会社(Crimtan)について

 クリムタンはプログラマティック広告におけるライフサイクルマーケティング全般のエキスパート。顧客のライフサイクルのあらゆるステージで最も関連性の高い、同意取得済みのプログラマティック広告を実現し、ROI(投資利益率)を大幅に上昇させることで、信頼されるパートナーとなることをミッションに掲げる。

2009年にロンドンで設立し、現在はシカゴ、ドバイ、シンガポール、シドニー、東京などにも拠点を構える。

本件に関するお問い合わせ先:

jwilson@crimtan.com

+81 (0) 80 3699 5880

Joshua Wilson